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執筆者の写真Yasushi Kuroiwa

「高値更新は続く、強気姿勢を維持」12/2(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株30種平均は185.28ドル高の29823.92、ナスダック総合指数は156.37ポイント高の12355.11となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は26900円付近での推移。したがって、本日の東京株式相場は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。


 昨日の日経平均は小陽線が出現。年初来高値更新ペースが続いており、先高観は非常に強い。ローソク足での天井到達感もなく、上値余地を残す格好。前週に出現した上ひげを突破しており、軸が上向きに傾いていることを示唆している。


 コロナ感染拡大で経済への悪影響が予想されるものの、ワクチン開発、接種への期待感は強く、市場は「経済正常化」を前提に動いている。売り方は買い戻し姿勢を強め、買い方は疑念を持ちながらも、その流れについて行く・・・。そんな順調な上昇相場が続いており、強い過熱感は感じられない。商いもそう盛り上がるわけではなく、この上昇相場の「持続性」を物語っているように思える。



 注目の米サイバーマンデーは過去最高を更新した模様。コロナ渦でネット注文が増加しており、これが米株高の背景になっているようにも見える。また、米国の与野党が新経済対策で議論を進めており、景気刺激への期待感も高まっている。日本株は米国株の上昇が牽引している面もあり、米株高が日本株に対してしばらく好影響を与えることになりそうだ。投資家は引き続き、強気姿勢を維持し、この上昇相場の流れに乗るしかない。

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