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「軟調スタートも、相場の強さを再確認」~10/28(朝刊)

執筆者の写真: Yasushi KuroiwaYasushi Kuroiwa

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株 30 種平均は 266.19 ドル安の 35490.69、ナスダック総合指数は 0.12 ポイント高の 15235.84 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 28695 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。下値を試すものと思われる。


 日経平均の日足チャートでは昨日、下ひげが出現。下方の窓をわずかに埋めており、押し目買い意欲の強さを示唆している。本来ならばこのまま上方の窓を目指す展開となるが、米国株式相場が下落したこともあり、本日は軟調スタートを想定。再び下方の窓を試すことになりそうだ。

 ただ、下方の窓は有効な下値支持帯として機能しており、売り一巡後は押し目買いが期待できる。その後は再び上方の窓を目指す動きが期待でき、急速に下げ渋ったり、切り返したりする展開が予想できる。「下落したところは買い」であり、冷静に対処するようにしたい。


 市場は完全に総選挙待ち。結果はフタを開けてみないと分からないが、基本的にはチャートは強気形状。「上昇突破」を前提にトレードしたい。株価はすでに自民勝利を先取りする動きも見せている。本日の下落でも強気形状を維持できれば、その確率がグンとアップする。投資家は下方の窓埋めの経緯を見ながら、その相場の強さを再確認するようにしたい。

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