昨日の米国株式相場は小幅安。ダウ工業株 30 種平均は 9.98 ドル安の 33119.57、ナスダック総合指数は 16.18 ポイント安の 13219.83 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 31030 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はやや軟調スタートを想定。下値を試すと思われる。
昨日の日経平均は買い先行のあと一段高の展開。上昇幅を拡大させており、リバウンドムードが強まっている。
しかし、上方の窓を埋めただけの“需給要因”の可能性が高く、ここは戻り売りの局面。早々に上値を抑えられると思われる。短期的には上方の窓上限(31157.40 円)までの上値余地はあるものの、基本的な株価の方向性は下向き。改めて下値を試すだろう。
そして今晩は米国で雇用統計を控えている。週末要因も重なり、市場では警戒感が高まりそうだ。積極的に上値を買い進むのは難しく、株価は上値を抑えられる公算が大きい。
あとは円相場の行方。現在は1ドル=148 円台半ばでの推移となっており、やや落ち着いた動きとなっている。再び 150 円を目指す場面があれば、そこで介入警戒感が高まるだろう。投資家は「売りポジション」を維持しながら、「相場の底入れのタイミング」を見計らうことになる。
【本日のレポート銘柄】
ネクステージ<3186>
トヨタ<7203>
セキュアヴェイル<3042>など
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