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執筆者の写真Yasushi Kuroiwa

「窓の半分を埋めたが、上昇突破が前提」~3/16(夕刊)

 本日の日経平均は 154.12 円高の 29921.09 円で取引を終了した。朝方はもみ合いスタートとなったものの、米株高を受けてハイテク株には買いが優勢。徐々にリスクオンの動きが強まった。


 日経平均の日足チャートでは、上影陽線が出現。上方の窓(29996.39 円―30044.43 円)の半分を埋める展開。強い達成感が出ており、このまま上昇するかどうかに注目だ。一応、現在は「軸が上向き」と考えられ、上昇突破が前提となっている。いずれこの窓上限を突き抜け、買い安心感が一段と強まるだろう。

 日経平均を押し上げたのは、ソフトバンク G(9984)や東京エレク(8035)やアドテスト(6857)などのハイテク株。今週はいわゆる「中銀ウィーク」であるものの、投資家がリスクテイクの動きを強めている。もし、週末の黒田会見で「ETF の無制限購入」などという言葉が出てくれば、海外勢はそのヘッドラインを見ただけで色めき立つだろう。本意は「緩和縮小」であっても、市場が先走ってしまう可能性は十分にある。もしかしたら足元の強含みは、そういったマーケットの勇み足を予感しているのかもしれない。投資家は買いポジションを持ちながら、このビッグイベントを迎えるべきなのだろう。


<マーケット・ストーリー>

空中浮遊を続けるふわふわ怪獣。中から子供たちの歓喜の声が聞こえてくる。特に大きな声なのが、ソフバンのスマホを持った男の子。ハイテク機械が得意そうな友達と一緒に大ハシャギだ。「もしかしてこれはバイオ燃料で上がっているの?」

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