昨日の米国株式市場はキング牧師・生誕日のため休場。欧州株は総じて堅調に推移していることから、日経平均は堅調スタートが予想される。
昨日の日経平均は上方の窓上限に到達したことで、強い達成感が台頭。買い一巡後に伸び悩んだものの、窓を空けて上昇した。チャートはいったん強気形状に傾いており、目先、リバウンド相場が継続する可能性がある。
ただ、下方に窓が存在していることから、短期的にはこれに引き寄せられやすい。買い一巡後は上値が重くなる可能性があり、投資家は注意が必要だ。
本日の注目材料は日銀金融政策決定会合の結果発表、それと黒田総裁の会見だ。基本的に金融政策に変化はないと思われるが、足元の円安の進行、世界的な物価上昇に対して、何らかの言及があるかもしれない。
日銀は 14 日(金)の下落時には、ETF を 701 億円買っている。それで相場が下げ渋ったわけだが、インフレが警戒される状況下、この ETF 買いに関しても、何かしらのコメントがあるかもしれない。相場を腰折れさせるような発言はないと思われるが、マーケット関係者が黒田総裁の「行間」を読む可能性は十分にある。一連の金融緩和の「出口の入口」が見えることになれば、マーケットがネガティブに捉えるかもしれない。投資家は「将来的な方向性」を見極めながら、「丁寧なポジション調整」が求められる。
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